「ニッカ カフェグレーンってどんなウイスキーなんだろうか?定価は?評価は?」
「実際に飲んだ人の感想を知りたい!」
「ニッカ カフェモルトとの味の違いは?」
このような人に対して、「ニッカ カフェグレーン」の情報や、実際に飲んでみた感想をまとめました。
また、「ニッカカフェモルト」と飲み比べを行った感想も書いています!
・「ニッカ カフェグレーン」の情報
→定価(6,600円 税込)や受賞歴などの評価をまとめています!
・「ニッカ カフェグレーン」を飲んだ感想
→「ニッカ カフェモルト」との飲み比べも行っています!
気になった方はぜひ最後まで読んでみて下さい!
「ニッカ カフェモルト」を飲んだ感想も以前まとめています↓
「ニッカ カフェモルト」を飲んだ感想・味などについて【コスパ最強の高級ウイスキー】
このサイトではジャパニーズウイスキーについての情報をまとめています!
飲む前に:「ニッカ カフェグレーン」はどんなウイスキー?
「ニッカ カフェグレーン」はニッカウヰスキーの製造するウイスキーです。
世界的にも珍しい、「カフェ式連続式蒸留機」でつくられています。
「カフェ式連続式蒸留機」は現在主流となっている連続式蒸留機よりも、製造効率の面では劣ります。
しかし、「カフェ式連続式蒸留機」の方が、原料本来の香りを残すと言われています。

「ニッカ カフェグレーン」の定価は?
「ニッカ カフェグレーン」の小売希望価格は6,600円(税込)です。
※小売希望価格は厳密には定価とは異なります。
小売希望価格を簡単に説明すると、
メーカー側が小売業者にこのくらいの値段で売ってほしいという希望価格のことを指します。
「ニッカ カフェグレーン」の受賞歴
「ニッカ カフェグレーン」の受賞歴は以下の通りでした。
・International Spirits Challenge
「金賞」(2013・2015・2016・2020・2021)
「銀賞」(2014・2017・2018・2019・2022)
・World Whiskies Awards
「金賞」(2019)
「銀賞」(2018・2020)
世界最高峰のコンペティション「International Spirits Challenge」には10年連続で出場しており、安定して好成績を獲得しています。
世界的な評価は十分高いことが分かります。
実際に飲んでみました!
まずはストレートで、徐々に加水

グラスに注いだ時の香りは、バニラのような優しくほのかな香りでした。
ひと口含んでみると…
バニラやレーズンのような甘さを最初に感じました。その後、やさしい木の風味や、カラメルのような味も感じます。
控えめな甘やかさが口の中に広がり、一日の疲れが吹き飛ぶような幸せな気分になりました。
余韻は、焼いたパンのような、ほのかな小麦感・穀物感を感じ、味の奥深さを実感できます
次にロックで

ロックでもやはり、バニラやレーズンのような甘さは健在でした。
余韻も、穀物系の香りがほのかに香り、ロックでも本来の風味をマイルドに味わうことができました。
ハイボールで

次にハイボールで楽しみました。割合は1:5です。
トップノートの甘さをかすかに感じました。ハイボールにすると穀物系の風味が前面に出てきます。
甘さとやさしさを兼ね備えた、上品でやさしいハイボールでした。
カフェグレーン・マンハッタン

カフェグレーンのブランドサイトでは、マンハッタンという飲み方が紹介されていました。
今回はこの飲み方も、試してみました!
ニッカカフェグレーン:45ml
スイートベルモット:7.5ml
ドライベルモット:7.5ml
ビターズ:1dash(一振り、一滴の量)
レモンピール・オレンジピール
飲んでみると…
最初にふわっと柑橘系の香りがやってきます。その後ベルモットのワイン香、カフェグレーンのやさしさが複雑に絡み合います。
余韻はカフェグレーンの穀物系の香りが長く続いていました。
マンハッタンも満足感の高い飲み方でオススメです。
今回使用したヴェルモットやビターズはこちらからお求めできます↓
試してみたい方はぜひ!
ロックにメープルシロップ・はちみつを足してみた

バニラや木の香りが特徴なので、はちみつやメープルシロップが合うのでは?と思い試してみました
まず、はちみつを少し足したのですが、氷で冷えて固まり、うまく混ざりませんでした笑
ホットウイスキーなど温かい飲み方の時に使ってみようと思います。
次にメープルシロップをスプーン1杯分混ぜました。
飲んでみると、最初に来るはずの甘さが、メープルの甘さでかき消えました。
少し微妙かなと思いましたが、余韻の小麦感とはよく合っておいしかったです。
ホットウイスキーで

次に、ニッカカフェグレーンをホットウイスキーでいただきました。
カフェグレーンとお湯を1:4くらいの割合で作りました。
さらに今回は、レモンの皮とオレンジの皮も入れています。
お湯を注ぐとカフェグレーンのやさしい香りがふわりと香ってきました。
実際に飲んでみると、柑橘系の香りと、カフェグレーンの甘さがほどよくマッチしていました。
身体も芯から温まり、寒い冬にもオススメの飲み方です。
「カフェグレーン」と「カフェモルト」を飲み比べてみた

最後に、以前飲んだ「ニッカ カフェモルト」と飲み比べてみました。
それぞれの香りの違い
これは「カフェモルト」の香りの方が明らかに強かったです。はちみつのような甘い香りがガツンとやってきます。
それに対し、「カフェグレーン」は控えめなバニラのやさしい香りでした。
それぞれの味の違い
「カフェモルト」はハチミツのような甘さ、タルを感じる香ばしさが特徴的です。
それに対し、「カフェグレーン」はバニラやレーズンのような控えめな甘さ、小麦感が特徴的です。
どちらがイイとか、優劣は付けがたいですが、香りや味のインパクトは間違いなく「カフェモルト」の方が強いなと思いました。
同じ蒸留機で蒸留しても、原料が違うとここまで味わいが違うのかと驚きました!
これを読んでいるあなたも、ぜひ実際に飲み比べて、違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ:ひかえめで優しく奥深いウイスキーでした
「ニッカ カフェグレーン」は控えめでやさしい甘さが特徴的なウイスキーでした。
世界的にも評価は高く、一度は飲んでおくべきウイスキーですね。
また、以前「ニッカ カフェモルト」も飲んで感想をまとめています。気になる方はこちらもぜひ↓
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