最終更新:2026年7月12日 執筆・監修:sam
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ニッカ カフェグレーンは、バニラや蜂蜜を思わせる甘さと、穀物由来の香ばしさを楽しめるグレーンウイスキーです。
実際に飲むと口当たりはなめらかで、強いスモーキーさはありません。最初はストレート、飲みやすさを求めるならロック、食事と合わせるならハイボールがおすすめです。
参考小売価格は6,000円(税別)、税込では6,600円です。販売店が実際の価格を決めるため、購入時は最新価格と在庫を確認してください。
この記事では、筆者が実際に飲んだ感想をもとに、味、飲み方、評価、カフェモルトとの違いを解説します。
気になった方はぜひ最後まで読んでみて下さい!
「ニッカ カフェモルト」を飲んだ感想も以前まとめています↓
「ニッカ カフェモルト」を飲んだ感想・味などについて【コスパ最強の高級ウイスキー】
このサイトではジャパニーズウイスキーについての情報をまとめています!
ニッカ カフェグレーンの結論
| 項目 | 評価・情報 |
|---|---|
| 味の傾向 | バニラ、レーズン、蜂蜜、穀物、穏やかな樽香 |
| 飲みやすさ | なめらかで刺激は比較的穏やか |
| おすすめの飲み方 | 最初はストレート。次にロックまたはハイボール |
| 向いている人 | 甘く穏やかなウイスキー、グレーンの香味を楽しみたい人 |
| 向かない可能性がある人 | 強いピート香や重厚なモルト感を求める人 |
| 参考小売価格 | 6,000円(税別)/6,600円(税込) |
| 内容量・度数 | 700ml・45% |
カフェグレーンが向いている人・向かない人
カフェグレーンは、やさしい甘さとなめらかな口当たりを重視する人に向いています。ストレートで飲める穏やかさがあり、カクテルベースとしても使いやすい一本です。
一方、余市のような力強いピート香や、濃厚なモルトの厚みを期待すると軽く感じるかもしれません。個性が弱いのではなく、穀物の甘さと軽快さが主役のウイスキーです。
飲む前に:「ニッカ カフェグレーン」はどんなウイスキー?
ニッカ カフェグレーンは、宮城峡蒸溜所のカフェ式連続式蒸溜機でつくられるグレーンウイスキーです。
公式サイトによると、一般的なグレーンウイスキーよりも原料由来の甘さが残りやすく、ニッカのブレンデッドウイスキーを支える原酒としても重要な役割を持っています。
アサヒビールの商品情報では、日本洋酒酒造組合が定めるジャパニーズウイスキーの表示基準に合致する商品と明記されています。
| 商品情報 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ニッカ カフェグレーン |
| 分類 | グレーンウイスキー |
| 製造者 | ニッカウヰスキー |
| 内容量 | 700ml |
| アルコール分 | 45% |
| 参考小売価格 | 6,000円(税別) |
| JANコード | 4904230032731 |
カフェ式連続式蒸溜機とは
世界的にも珍しい、「カフェ式連続式蒸留機」でつくられています。
カフェ式連続式蒸溜機は、1830年頃に発明された伝統的な連続式蒸溜機です。開発者イーニアス・カフェの名前から「カフェスチル」と呼ばれています。
現在主流の蒸溜機と比べると蒸溜効率は劣りますが、原料由来の香りや成分を残しやすいのが特徴です。
ニッカは1963年にこの蒸溜機を導入し、1999年に宮城峡蒸溜所へ移設しました。カフェグレーンの穀物らしい甘さと香ばしさは、この蒸溜機によるものです。

「ニッカ カフェグレーン」の定価は?
2026年7月12日に確認したアサヒビール公式情報では、参考小売価格は6,000円(税別)です。消費税10%を加えると6,600円(税込)になります。
これは厳密な意味での「定価」ではありません。参考小売価格はメーカーが示す目安であり、販売店の価格を拘束するものではありません。
実売価格は在庫や販売店によって変動します。極端に高い価格で購入しないよう、複数の販売店を比較してください。
実際に飲んだ評価|香り・味・余韻
ここからは筆者が実際に飲んだ感想です。香味の感じ方には個人差がありますが、購入前の目安として参考にしてください。
香り
グラスに注ぐと、バニラを思わせるやさしい甘い香りが立ちます。カフェモルトほど強く主張せず、穏やかで親しみやすい印象です。
味
口に含むと、バニラやレーズンのような控えめな甘さを感じます。その後に、穏やかな木の風味とカラメルを思わせる香ばしさが広がりました。
アルコール分は45%ですが、口当たりはなめらかです。重厚というより軽快で、甘さと穀物感をゆっくり楽しめます。
余韻
余韻には、焼いたパンを思わせる香ばしい穀物感が残ります。強いピート香はなく、甘さが静かに引いていく、すっきりとした後味です。
公式テイスティングノートでも、ウッディさ、バニラ、チョコレート、蜂蜜のような口当たり、軽快なボディが特徴として挙げられています。
おすすめの飲み方を比較
| 飲み方 | 甘さ | 香り | 刺激 | おすすめ度 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| ストレート | 5 | 5 | 3 | 5 | 本来の甘さを確認したい人 |
| ロック | 4 | 3 | 2 | 4 | ゆっくり飲みたい人 |
| ハイボール | 2 | 3 | 1 | 4 | 食事と合わせたい人 |
| ホットウイスキー | 4 | 4 | 1 | 3 | 寒い日に香りを楽しみたい人 |
| マンハッタン | 5 | 5 | 2 | 4 | カクテルで楽しみたい人 |
※5段階評価は筆者の実飲時の印象です。
実際に飲んでみました!
まずはストレートで

最初の一杯はストレートがおすすめです。バニラやレーズンの甘さ、穏やかな樽香、余韻のカラメルのような穀物感を最もつかみやすくなります。
ニッカ公式サイトも、カフェグレーンの甘さを実感する最初の飲み方としてストレートをすすめています。
アルコールの刺激が気になる場合は、少量の水を加えてください。香りが開き、甘さをより感じやすくなります。
グラスに注いだ時の香りは、バニラのような優しくほのかな香りでした。
控えめな甘やかさが口の中に広がり、一日の疲れが吹き飛ぶような幸せな気分になりました。
ロック

ロックにすると、バニラやレーズンの甘さを残しながら、口当たりがさらに穏やかになります。
温度が下がると香りは控えめになりますが、少しずつ氷が溶けることで味の変化を楽しめます。
余韻も、穀物系の香りがほのかに香り、ロックでも本来の風味をマイルドに味わうことができました。
ハイボール

カフェグレーン1に対して炭酸水5の割合で試しました。甘い香りは控えめになり、穀物の香ばしさが前に出ます。
軽快で上品なハイボールに仕上がるため、食事と合わせたい人に向いています。香りを残したい場合は、炭酸水を入れた後に混ぜすぎないのがコツです。
ホットウイスキー
カフェグレーン1に対してお湯4の割合で試しました。温めるとやさしい甘い香りが広がります。
レモンやオレンジの皮を少量添えると、柑橘の香りとカフェグレーンの甘さが調和しました。寒い季節に試したい飲み方です。
マンハッタン

カフェグレーンのブランドサイトでは、マンハッタンという飲み方が紹介されていました。
今回はこの飲み方も、試してみました!
実際に試すと、柑橘の香り、ベルモットのワイン香、カフェグレーンの穀物感が重なり、ストレートとは異なる複雑さを楽しめました。
使用したレシピ
- ニッカ カフェグレーン:45ml
- スイートベルモット:7.5ml
- ドライベルモット:7.5ml
- ビターズ:1dash
- レモンピールまたはオレンジピール:適量
はちみつやメープルシロップは合う?

バニラや木の香りが特徴なので、はちみつやメープルシロップが合うのでは?と思い試してみました
ロックにはちみつを加えると、冷えて固まり、うまく混ざりませんでした。試すならホットウイスキーの方が向いています。
次にメープルシロップをスプーン1杯分混ぜました。
メープルシロップは余韻の穀物感とは合いましたが、カフェグレーン本来の繊細な甘さを覆います。まずは何も加えずに飲むことをおすすめします。
飲んでみると、最初に来るはずの甘さが、メープルの甘さでかき消えました。
少し微妙かなと思いましたが、余韻の小麦感とはよく合っておいしかったです。
最初にふわっと柑橘系の香りがやってきます。その後ベルモットのワイン香、カフェグレーンのやさしさが複雑に絡み合います。
カフェグレーンとカフェモルトの違い
どちらもカフェ式連続式蒸溜機を使いますが、主な原料が異なります。カフェグレーンはトウモロコシを主体とするグレーンウイスキー、カフェモルトは麦芽を原料とするモルトウイスキーです。
| 比較項目 | カフェグレーン | カフェモルト |
|---|---|---|
| 分類 | グレーンウイスキー | モルトウイスキー |
| 主な印象 | 軽快でなめらか | 香ばしく厚みがある |
| 香り | 控えめなバニラ | 蜂蜜、麦芽、樽香が強め |
| 味 | バニラ、レーズン、穀物 | 蜂蜜、香ばしい麦芽、樽由来の甘さ |
| 向く人 | 穏やかさと飲みやすさを求める人 | 香りと味の強さを求める人 |
実際に飲み比べると、カフェモルトの方が香りと味のインパクトを強く感じました。蜂蜜のような甘い香りと、麦芽の香ばしさがはっきりしています。
カフェグレーンは、控えめなバニラの香りと、穀物由来のやさしい甘さが特徴です。優劣ではなく、軽快さを選ぶか、香ばしい厚みを選ぶかの違いです。
ニッカ カフェグレーンの受賞歴と評価
「ニッカ カフェグレーン」の受賞歴は以下の通りでした。
ニッカ公式サイトでは、International Spirits Challenge 2016のゴールド受賞が紹介されています。
また、欧州向け500mlボトルは、ワールド・ウイスキー・デザイン・アワード2013でベスト・グレーンウイスキーを受賞しています。こちらは中身の味ではなく、ボトルとパッケージデザインへの評価です。
過去の受賞歴を並べるだけでなく、現在の商品選びでは公式仕様と自分の好みに合うかを確認することが重要です。
受賞歴
・International Spirits Challenge
「金賞」(2013・2015・2016・2020・2021)
「銀賞」(2014・2017・2018・2019・2022)
・World Whiskies Awards
「金賞」(2019)
「銀賞」(2018・2020)
世界最高峰のコンペティション「International Spirits Challenge」には10年連続で出場しており、安定して好成績を獲得しています。
世界的な評価は十分高いことが分かります。
まとめ|穏やかな甘さと穀物感を楽しめる一本
ニッカ カフェグレーンは、バニラや蜂蜜を思わせる甘さ、なめらかな口当たり、香ばしい穀物の余韻が特徴的なウィスキーでした。
最初はストレートで本来の甘さを確認し、次にロックやハイボールで変化を楽しむのがおすすめです。
強いピート香や重厚なモルト感より、穏やかさと飲みやすさを求める人に向いています。カフェモルトと飲み比べると、原料による香味の違いもよく分かります。
世界的にも評価は高く、一度は飲んでおくべきウイスキーですね。
また、以前「ニッカ カフェモルト」も飲んで感想をまとめています。気になる方はこちらもぜひ↓
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