「京都ウイスキー・紫帯の評価ってどうなのか?」
「色々なウワサがあるけど、結局どんな味なんだろう?」
「実際に飲んだ人の感想やオススメの飲み方はどうなのか?」
このような疑問を持つあなたに向けて、
「京都ウイスキー 紫帯」の世界的な評価や、実際に筆者が飲んだ感想やおすすめの飲み方を紹介しています。
本文に入る前に、この記事の内容を先にまとめました!
●世界のコンペでの詳細なテイスティングノートを日本語訳!
→やさしくまろやかな甘さ、複雑な要素が絡みあうウイスキーとの評価
●実際に飲んでみた感想!
・京都ウイスキーシリーズで一番上品な味
→ストレートで本来の味を楽しむのがおすすめ!
・穀物のやさしさの奥にハーブ系の爽やかさ
→複雑な味の変化が楽しめるウイスキーです!
「京都ウイスキー・紫帯」について、気になった方はぜひ最後まで読んでみて下さい。
京都ウイスキーの他のシリーズも以前に飲んでいます。そちらも気になるかたはぜひどうぞ↓
「京都ウイスキー・赤帯」を実際に飲んだ感想や美味しかったおすすめの飲み方を紹介!
「京都ウイスキー・黒帯」を実際に飲んだ感想、美味しかったおすすめの飲み方を紹介!
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飲む前に…「京都ウイスキー 紫帯」の評価は?
「京都ウイスキー・紫帯」の受賞歴を調べてみた
京都ウイスキー・紫帯の受賞歴は以下の通りでした。
【2022年】
・International Spirits Challenge 2022「銀賞」
・International Wine & Spirit Competition 2022「89点」
・New York World Wine & Spirits Competition 2022「ダブルゴールド」
・San Francisco World Spirits Competition 2022「銀賞」
・Ultimate Spirits Challenge 2022「93点」
【2021年】
・International Spirits Challenge 2021「銅賞」
・International Wine & Spirit Competition 2021「92点」
・San Francisco World Spirits Competition 2021「金賞」
・Ultimate Spirits Challenge 2021「92点」
このように、世界のコンペで、一定の評価を受けていることが分かります。
また、「Ultimate Spirits Challenge」(USC)と「International Wine & Spirit Competition」(IWSC)では公式のテイスティングノートが公表されています。
2022年のUSCの公式テイスティングノート
2022年の「USC」では以下のようなコメントがされていました。
Earthy grain aromas are supported with notes of citrus and light caramel. Soft and round, the lithe texture carries flavors of butterscotch and toasted sunflower seeds with an herbal rosemary background note. The finish is nutty and long.
素朴な穀物の香りに、柑橘類と軽いキャラメルの風味が加わっています。
やわらかでまろやか、そしてしなやかな口当たりはバタースコッチとトーストしたヒマワリの種、そしてローズマリーのハーブの香りを感じさせます。
フィニッシュは、ナッツのような風味で長く持続します。
英文はUSC公式ページより引用
・バタースコッチ:赤砂糖、バター、生クリームなどを煮詰めて作るお菓子のこと。
穀物の甘さや、ヒマワリの種、ハーブのような植物系の香味も感じられるようですね。
2022年のIWSCの公式テイスティングノート
2022年のIWSCでは以下のようなコメントがなされていました。
A solid example, rich and warming with hints of peat, peach and apricot. Spicy to finish.
ピートや桃、あんずのニュアンスがあり、リッチで温かみのあるしっかりとした味わいです。フィニッシュはスパイシーです。
英文はIWSC公式ページより引用
京都酒造の評価は?
京都酒造の公式の評価がどのようなものか、公式ページで調べてみました。
確かなモルトの香味にバランスの良いスモーキーさと甘みで高級感を演出しました。
絶妙なブレンド技術により、厳選された複数のモルト原酒の本来の味わいを感じていただけます。京都酒造 公式ホームページより
京丹波町の豊かな自然の恵みを受け、完成された繊細で心地よい余韻を存分にお愉しみください。
ここから推測するに、穀物系の甘い香味やスモーキーさが特徴のようですね。
実際に飲んでみた
まずはストレートで

まずはストレートで飲んでみました。開けた時はレーズンのようなフルーティ系の香りを感じました。
グラスに注い、香りをかいでみると、今度は穀物系の香りやハーブのような爽やか系の香りがしました。
実際に飲んでみると、口当たりはなめらかで、味はやはり穀物系のやさしい甘さを感じました。主張はそれほど強くなく、やさしくほんのり甘いウイスキーでした。
余韻はハーブのような爽やか系の香りが特徴的でした。
以前飲んだ、京都ウイスキーの赤帯や黒帯と比べて、一番上品で主張が強くなく、奥ゆかしさを感じるウイスキーだなという印象です。
次にロックで

氷に注いでも、依然として穀物のやさしさは感じました。
ウイスキーが薄まることで、穀物のやさしさの後ろにあるハーブ系の爽やかさが顔を出してくる感じがしました。
牛乳で割ってみた(+バニラエッセンス)

次に牛乳で割ってみました。分量は1:6で作りました。
穀物系のやさしい甘さと、牛乳のまろやかさが良くマッチしていて、とても美味しかったです。
さらに実験的に今回はバニラエッセンスを1,2滴ほど入れてみました。

バニラ系の甘さをこのウイスキーには感じなかったので、プラスすることで足りない部分を補っておいしくなるのでは?と考えました。
結果としては微妙でしたね、バニラの主張が強すぎて、あまり合わなかったです笑
もう少し、少ない量なら合ったのかもしれません
牛乳+メープルシロップで

次に牛乳とメープルシロップで割ってみました。分量は、紫帯・メープル・牛乳を1:1:6で作りました。
やはり、糖分は最強で、メープルシロップを入れるとすごくおいしく頂けました笑
デザートのようにすっきり甘く、甘党の方にはおすすめの飲み方です。
まとめ:おすすめはストレートで
今回は、「京都ウイスキー 紫帯」を実際に飲んだ感想をまとめました。
●世界のコンペでの詳細なテイスティングノートを日本語訳!
→やさしくまろやかな甘さ、複雑な要素が絡みあうウイスキーとの評価
●実際に飲んでみた感想!
・京都ウイスキーシリーズで一番上品な味
→ストレートで本来の味を楽しむのがおすすめ!
・穀物のやさしさの奥にハーブ系の爽やかさ
→複雑な味の変化が楽しめるウイスキーです!
「京都ウイスキー 紫帯」はシリーズの中で一番上品で、クオリティが高いウイスキーだと感じました。
おすすめの飲み方は、ストレートです。クオリティの高さをそのまま味わえます。
この記事を読んでくださったあなたも、実際に京都ウイスキーを飲み比べてみてはいかがでしょうか。
それぞれ味の違いがあって、どんな風味があるのか紐解いていくのも楽しいですよ。
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「京都ウイスキー・黒帯」を実際に飲んだ感想、美味しかったおすすめの飲み方を紹介!
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