

今回は、このような声にぴったりの記事を用意しました。
この記事を読んだら、ニッカウヰスキーの蒸溜所について詳しくなれますよ。
他の会社の蒸溜所について知りたい人はこちらも参考にしてみてください。
それでは早速見ていきましょう。
余市蒸留所
余市蒸留所の概要
ニッカウヰスキーを創設した竹鶴政孝が、1934年に北海道の余市(よいち)に創設した蒸溜所です。余市町は、海に近く年間を通して涼しく湿潤な気候です。この気候はスコットランドの気候と似ており、竹鶴が追い求めたものでした。
また、モルトウイスキーの原料である大麦や、フレーバーを作り上げるのに欠かせないピートが豊富であることも、好条件でした。
スコッチウイスキーの伝統を重んじており、世界で唯一の石炭直火焚きでの蒸溜を今現在も行っています。
敷地内のほとんどが国の登録有形文化財などに指定されており、観光スポットとしても、高い人気を誇ります。
余市蒸留所へのアクセス・見学
余市蒸溜所は北海道余市町に位置しています。札幌市内から国道5号線を西に約50km進んだ積丹半島の付け根にあります。
車でのアクセス・所要時間等は以下の通りです。
- 新千歳空港(約120km):約2時間30分
- 札幌市内から高速使用(約57km):約1時間
- 小樽市内(約20km):約30分
- 岩内方面:約1時間~1時間30分
- 積丹方面:約40分~1時間

画像出典:ニッカウヰスキー公式サイト
電車でのアクセス・所要時間は次の通りです。
- JR新千歳空港駅からJR余市駅まで:約1時間半強
- JR札幌駅からJR余市駅まで:約1時間強
- JR小樽駅からJR余市駅まで:約30分
JR余市駅から歩いて約2~3分です。
小樽から余市までの列車本数はあまり多くないので、時刻表等を確認しておきましょう。
また、小樽駅前からバスがでているのでそれを利用することも可能です。
蒸留所見学の予約はコチラから可能です。
「余市」の特徴
「余市」はピートの香りやビターさが印象的なシングルモルトウイスキーです。
四季を通して寒冷な余市の気候は、ゆっくりとウイスキーを熟成させるのに適しています。
またわずかに潮の香る湿潤で澄んだ空気は、芳醇な香りを封じ込め、力強く重厚な風味を生み出しています。
宮城峡蒸溜所
宮城峡蒸溜所の概要
1969年に余市に次ぐニッカウヰスキー第二の蒸溜所として、宮城と山形の県境近く、新川と広瀬川の合流する豊かな地に創設されました。
有名な逸話としてあるのが、創設者の竹鶴政孝が候補地を探しているとき、新川の水で「ブラックニッカ」を水割りを作り飲んで、この地に開設することを即断したというものです。
宮城峡蒸溜所もウイスキーで博物館やショップなどが充実しており、観光スポットとしても人気のある場所です。
宮城峡蒸溜所へのアクセス・見学
宮城峡蒸溜所は、宮城県仙台市に位置する蒸留所です。
車でのアクセスは、東北自動車道・仙台宮城ICより国道48号線を山形方面へ約25分となっています。
電車でのアクセスは、JR仙台駅からJR仙山線作並駅まで約40分となっています。作並駅から宮城峡蒸溜所までは少し遠く、徒歩で40分となっています。土日・祝日は作並駅から宮城峡蒸溜所までシャトルバスが出ています。
電車を降りた後タクシーを使用する場合、作並駅にはタクシーが常駐していないため、タクシーが常駐している愛子駅を利用するのがおすすめです。
バスでのアクセスは、仙台駅前より作並温泉行きの市営バスに乗り、「ニッカ橋」で下車となっています。 所要時間は約60分です。
宮城峡蒸溜所の見学の予約はコチラから可能です。
「宮城峡」の特徴
「宮城峡」は果実のようなみずみずしく華やかな風味と、軽快でスムースな口当たりです。
力強く男性的と評される「余市」とは対照的に、女性的と評されます。
そのためウイスキーを飲み慣れていない人や、苦手意識のある人でも飲みやすいといった特徴があります。
まとめ
というわけで、今回はニッカウヰスキーのおすすめの蒸溜所について書いていきました。
今回紹介したのは「余市蒸留所」と「宮城峡蒸溜所」の二つでした。
ぜひ一度見学に行ってみて、「余市」や「宮城峡」を実際に飲んでみてください!
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