三郎丸蒸溜所について特徴を解説!

「三郎丸蒸溜所って名前は聞いたことあるけど、どこにあってどんな蒸溜所なの?」「どんな商品があるの?」「ウイスキーの特徴は?」という疑問を持っている人に参考になる記事を用意しました。

この記事を読むと三郎丸蒸溜所の歴史について、どんなウイスキーを造っているか、分かるようになりますよ。

今回の記事を読んで特徴を知った上で、実際に三郎丸蒸溜所に足を運んでみたり、三郎丸蒸溜所で作られたウイスキーを飲んでみてください!

三郎丸蒸溜所の歴史

三郎丸蒸溜所を運営している若鶴酒造は1862年、現在の富山県砺波市で清酒製造を開始しました。その後、1918年に若鶴酒造株式会社が設立されました。戦時中、食糧管理法により米が統制され、酒造界は厳しい状況下に置かれてしまいました。その中で二代目社長の稲垣小太郎氏は米以外の原料からアルコールを造る方法を模索し始めました。戦後、1947年には若鶴発酵研究所を設立し、1952年にはウイスキーの製造免許を取得しました。その翌年1953年に初のウイスキー「サンシャインウイスキー」が発売されました。その後約60年間、富山の地からウイスキーを作り続けてきましたが、蒸溜所も老朽化が進み、かつての蒸留塔も取り壊されてから久しくなりました。その中で2016年に若鶴酒造は「三郎丸蒸溜所改修プロジェクト」を立ち上げ、資金確保のためにクラウドファンディングを始めました。資金は目標額を大きく超える3825万5000円の支援金が集まりました。2017年には北陸で唯一の見学できるウイスキー蒸溜所として改修が完了しました。改修が終わり「富山のクラフトウイスキーを世界に愛されるウイスキーへ」という夢を追い続け、現在も挑戦を続けています。

三郎丸蒸溜所が造るウイスキー

戦後の復興への思いを詰め込んだ三郎丸のウイスキー「サンシャインウイスキー」

「サンシャインウイスキー」は若鶴酒造が戦後1953年に初めて発売したウイスキーです。「サンシャインウイスキー」の名称は、公募により決定され「戦争の中ですべてを失った日本で水と空気と太陽光線からできる蒸留酒によってふたたび日をのぼらせよう」という思いから片山忠男氏により命名されました。原料はモルトとグレーンをブレンドしたウイスキーです。また、約半世紀ぶりに新たなブレンドである、「サンシャインウイスキー プレミアム」が発表されました。世界初の鋳造蒸留器「ZEMON」を梵鐘作りの名匠である老子(おいご)製作所とともに開発し、「サンシャインウイスキー プレミアム」はこの蒸留器を使ったウイスキーとなっています。

まとめ

今回は三郎丸蒸溜所の歴史、生産しているウイスキーの特徴について書きました。

この記事を読むことで三郎丸蒸溜所の歴史やどんなウイスキーがあるか知ることができたと思います。

三郎丸蒸溜所の歴史やウイスキーのシリーズを知った上で、実際に三郎丸蒸溜所に足を運んでみたり、ウイスキーを飲んでみるとまた違った楽しみ方ができると思います!


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